まさか・・・これも作戦(id:shijuushi:20050418)か(笑)

http://www.nikkansports.com/ns/baseball/p-bb-tp0-050422-0005.html(日刊スポーツ)
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2005/04/22/03.htmlスポニチ
http://www.sanspo.com/baseball/top/bt200504/bt2005042203.html(サンスポ)


個人的な印象ですけれども、清原はどんどんどつぼにはまっていっているような気がします。これって一種のネガティブキャンペーンになってしまっているのではないでしょうか。


まあ、それはともかくとしても、いつからなんだろう、変化球勝負が「逃げ」だと言われるようになって来たのは? 小さい頃はそんな事言われていなかった(気付いてなかっただけかもしれませんが)と思うのですが。
前に絶対日記で言ったと思って検索したけど見つからなかったので、似たようなことをもう一度言います。
私が、この変化球に対する意識について疑問を持ったのはだいぶ前のオールスターでの岩本勉選手の発言です。確かこのような内容のものがあったと記憶しています。
「結果的には打たれましたが、ストレートで勝負できたのでよかったと思います」
これを聞いた瞬間、「え?」と思いました。オールスターは一種の祭りなのでどんな勝負をしても別にいいとは思うのですが、「(スロー)カーブを投げない岩本」なんて、当時でもせいぜい140キロ前半の直球しか持っていません(←失礼)。これでは「本気の勝負」とはならないのではないでしょうか。
ちょっと例が分かりにくいかもしれないので、別の選手での例を挙げると、「スライダーを投げない岩瀬」、「フォークを投げない佐々木(横)」などのようなものです。
スワローズの五十嵐亮太や、オリの山口和男などストレート以外の変化球の拙さを補って余りある速球を持つ投手ならまだしも、勝負どころではストレート以外ない考えはおかしいのではないのでしょうか。


最初のリンクに挙げた例で選手の名前を変えて実験してみます。
『二死満塁フルカウントから、投手山本昌が清原に渾身の力で投げた一球は決め球スクリューだった』
ほら、全く違和感ないですよね。
この場合は決め球ですが、勝負の戦略として相手の裏をかくのは基本中の基本。このような場合には「暗黙の了解」なんてものはないでしょう。もしかすると、「変化球=逃げ」という図式は分かりやすさを優先するどこかに作り上げられたものなのかもしれません。


なんかマスゴミにいいように利用されている清原選手の発言だけを取り上げるのもあまり意味がないかもしれませんが、もし、これが本当に「作戦」だったらいろいろな意味ですごいなあと思うのでした。