バファローズ―ファイターズ 〜パリーグ公式戦〜(札幌ドーム)

5日連続観戦の2日目です。前日の鎌ヶ谷から大きく移動しまして、札幌に移ります。
試合の方は五輪で稲葉を欠くファイターズ打線の厳しさが目立ってしまった試合となりました。空中戦に持ち込まれては今のファイターズに勝ち目なんてありません。
今季20試合の観戦で、ファイターズの7勝11敗。調べてみると、なんとバファローズ戦4連敗・・・
写真はこちらで、以下がスコア等です。

B |020 000 101 |4
F |100 000 010 |2

B  ○小松、S加藤大―日高
F  ●グリン、宮西―高橋
審判 P柿木園 1B秋村 2B山村 3B佐藤
観客 24,416人

オリックスバファローズ
          打得安点 1回2回3回4回5回6回7回8回9回
(8) 坂口智隆  4000 一邪  遊ゴ  二併    三ゴ
(6)5塩崎真   4000 遊飛  三ゴ    中飛  二ゴ
(3) カブレラ  4000 一邪  二ゴ    空振    遊ゴ
(D) ローズ   3222   中本  四球  一ゴ    右本
(5) 北川博敏  3000   一飛  左直    遊ゴ
 4  阿部真宏  1000                 右飛
(2) 日高剛   4110   中三  一ゴ    二ゴ  三邪
(4)6後藤光尊  3122   中二  一直    左本
(9) 下山真二  3000   三ゴ    右飛  空振
(7) 小瀬浩之  3020   遊安    左安    遊ゴ

          投球回 打者 投球数 安 本 振 四 失 責
 ○ 小松聖    8   31 111 6 0 8 1 2 2
 S 加藤大輔   1    3  12 0 0 1 0 0 0


北海道日本ハムファイターズ
          打得安点 1回2回3回4回5回6回7回8回9回
(8) 森本稀哲  4110 左飛  空振  中飛    遊安
(7) 工藤隆人  4110 右二  空振    空振  二ゴ
(4) 田中賢介  3011 四球  捕邪    三振  左二
(3) 小谷野栄一 4000 中飛    三ゴ  三ゴ  右邪
(D) 小田智之  4021 右安    空振    左二  二ゴ
(2) 高橋信二  4000 空振    遊飛    捕邪  遊ゴ
(9) 糸井嘉男  3000   空振    左飛  遊飛
 H  市川卓   1000                 空振
(6) 金子誠   3000   右邪    左飛  遊ゴ
(5) 稲田直人  3010   右飛    右安    三振

          投球回 打者 投球数 安 本 振 四 失 責
 ● グリン    8 1/3 30 106 6 2 2 1 3 3
   宮西尚生     2/3  3  12 1 1 0 0 1 1


走塁死 日高  (2回 打者小瀬 :遊安の間に三本間に挟まれタッチアウト)
残塁  B2、F5

得点経過
1回裏 0−1 二死一三塁から、小田がライト前にタイムリーヒット
2回表 1−1 この回先頭のローズが、バックスクリーン右に同点ソロホームラン
 〃  2−1 一死三塁となって、後藤が前進守備のセカンドの脇を抜いてタイムリーツーベース
7回表 3−1 二死から、後藤がレフトスタンドにソロホームラン
8回裏 3−2 二死二塁から、田中賢介がレフト線にタイムリーツーベース
9回表 4−2 一死から、ローズが替わった宮西からライトスタンドにソロホームラン

選手寸評

R・グリン
8回途中を3失点。2回にストライクを取りに行ったところを狙われて失点した以外は、全体的に制球もよく内容自体は合格点をあげられるものでしょう。
小田智之
ファイターズ唯一のマルチヒット。去年の打撃に迷っていた部分は微塵も見せず、柔らかいバッティングあててくる技術が戻ってきました。
小谷野栄一
稲葉の五輪召集で「自分がチームを引っ張らなければいけない」という意気込みを、一つ一つのプレーから感じてくるのですが今日はちょっとその思いが空回り。もう少し肩の力を抜いてもいいかと思います。
高橋信二
こちらは小谷野とは逆に、プレーから全く気迫が感じられません。信二こそ「自分がチームを引っ張っていく」立場なのですが、1回のチャンスに気のないスイングで三振したりと完全にブレーキになってしまいました。捕手との両立は大変なことは分かるのですが、せめて、小谷野と「足して2で割る」とさすがに減りすぎなので(笑)、小谷野の2/3くらいの気迫を持ってプレーをしてほしいです。
小松聖
1回はストレートも走っておらず制球もいまいちだったのですが、この回をどうにか1点で凌ぐと2回以降は回復。100k台のカーブ(チェンジアップ?)で緩急をつけファイターズ打線を8回2失点に抑えました。