ファイターズ―イーグルス 〜公式戦〜(フルスタ宮城)

宮城遠征中。いくらゴールデンウィーク中とはいえ、パリーグの公式戦に2万人以上も入ってくれて、宮城の方々ありがとうございます。
試合展開は、ルーキー八木が好投するもじわじわと追い上げられる、大変心臓に悪い試合でした(笑)。これで今季2勝5敗。
以下はスコアテーブル等です、基本的に答え合わせはしてませんので、正式版が知りたい方はスポーツ紙などのHPでどうぞ。

F|002 002 000 |4
E|000 000 111 |3

F ○八木、トーマス、H武田久、HMICHEAL、S岡島―高橋、中嶋
E ●朝井、藤崎、谷中―藤井、カツノリ
審判 PL秋村 1B鈴木 2B柿木園 3B中村
観客数 20,981人

北海道日本ハムファイターズ
          打得安点 1回2回3回4回5回6回7回8回9回
(7) 森本稀哲  3110 三振  死球  三安  二直
(5) マシーアス 2010 四球  四球  空振    左二
(3) 小笠原道大 4012 一直  右二    右飛  遊ゴ
(D) セギノール 3110   一ゴ空振    中二  四球
(9) 稲葉篤紀  4112   右飛  左飛  右本  空振
(8) SHINJO   3000   中飛  四球  三振  三邪
(2) 高橋信二  4000     右飛二飛  遊ゴ    空振
 2  中嶋聡   0000
(4) 田中賢介  4110     中安  三邪  中飛  右飛
(6) 金子誠   4010     遊ゴ  中飛  中二  遊ゴ

         投球回 打者 球数 安 本 振 四 失 責
 ○ 八木智哉  7   23 87 2 1 2 1 1 1
   トーマス    0/3  2 12 0 0 0 2 1 1
 H 武田久   1    3 13 1 0 1 0 0 0
 H MICHEAL     2/3  5 17 2 0 1 1 1 1
 S 岡島秀樹    1/3  1  3 0 0 0 0 0 0

東北楽天ゴールデンイーグルス
           打得安点 1回2回3回4回5回6回7回8回9回
(4) 高須洋介   4000 右飛    投ゴ  一直  二併
(8) 飯田哲也   2000 三振    三ゴ    四球
 H  鉄平     1110                 右安
(3) 吉岡雄二   4000 遊ゴ    空振    二併  三振
(5) フェルナンデス4131   三ゴ    左安  左本  中安
 R  森谷昭仁   0000
(D) 山崎武志   4001   中飛    二飛  三ゴ  遊ゴ
(7) 佐竹学    2100   二ゴ    捕ゴ    四球死球
(9) 礒部公一   3000     中飛  右飛    四球左飛
(6) 沖原佳典   3000     右飛    三ゴ  空振
(2) 藤井彰人   2000     三ゴ    中飛
 H  憲史     1011               左安
 2  カツノリ   0000

         投球回 打者 球数 安 本 振 四 失 責
 ● 朝井秀樹  6   25 99 5 1 4 4 4 4
   藤崎紘範  2    8 38 2 0 1 1 0 0
   谷中真二  1    3 14 0 0 1 0 0 0

盗塁  田中賢  (3回 打者金子)
    森本   (5回 打者マシーアス)
    佐竹   (5回 打者礒部)
盗塁死 SHINJO  (4回 打者田中賢)
走塁死 マシーアス(1回 打者小笠原)
    金子   (7回 打者森本)
暴投  トーマス (7回 打者礒部)
残塁 F5、E6

得点経過
3回表 二死満塁から小笠原がライト前に2点タイムリー
6回表 一死二塁から稲葉がライトスタンドに2ランホームラン
7回裏 二死からフェルナンデスが左中間スタンドにソロホームラン
8回裏 一死一二塁から代打憲史がレフト線にタイムリー
9回裏 一死一三塁から山崎の遊ゴロの間に三塁走者生還

試合寸評

人生初のフルスタそして宮城(笑)。球場は若干手狭な印象がありますが、仙台駅からも近くいい立地だと思います。
一塁側(ビジター)スタンドで観戦したのですが、さすがに周りの9割5分はイーグルスファンでした。その状況が嬉しかったり、ちょっと寂しかったりw
風の強かったこの試合ですが、特にこの風がどちらかに有利に働いたなんてことはないのですが、試合開始時の強風なら最終回の礒部のレフトフライはスタンドインしていたかもしれません。
2回のライナーによる併殺に嫌な予感はしてたんですが、どうにかこうにかファイターズが逃げ切りました。

選手寸評

八木智哉
ここのところ好投続きのルーキーは絶好調を継続。球速はさほどではないものの、イーグルス打線を翻弄4回までをパーフェクト。ときおり完全なショートバウンドになる球が見られたのが若干気になっていたら、7回に突如制球を乱しピンチに陥るも、吉岡を併殺で切り抜ける。直後にフェルに一発打たれるも、結局ヒットを打たれたのはフェルだけという内容。金村離脱中の今、事実上のエースとなっています。
B・トーマス
試合をわからなくしてしまった張本人。のはずなのだが、磯部との対決には不覚にも痺れてしまいました(笑)。151,151,152とか連続で出されたらさすがに背中がゾクゾクしますね。
岡島秀樹
大ピンチに登板で移籍後初セーブ。まあ、たった3球では評価しようもないんですが。交替前に武田勝登板かとすんごいどきどきしていたのはナイショw
小笠原道大
2回のライト前へのタイムリーは、うまく(無理矢理に?)外野までもっていく以下にもガッツらしいバッティング。あと、目立ちませんが6回高須のライナーに対してファインプレー。
稲葉篤紀
6回のホームランは逆風だったものの見事にスタンドイン。この2点は非常に大きかったです。
森本稀哲
本日の野手部門個人的MVP。3回、5回とひたすら足で朝井を揺さぶる姿は見事の一言。
田中賢介
チーム初安打&盗塁で先取点に大きく貢献。7回のサード前へのセーフティーバント(結果はファール)はイーグルス三塁手がフェルである限り常にとり得る選択肢の一つ。こういうところに目をつけてプレーすることがレギュラー定着への鍵かと。
朝井秀樹
球も結構走っていて悪くはなかったのだが、突然ノースリーになってしまうのはいただけない。6回の失点の場面は早いカウントからポンポーンと打たれたもの。ガッツに初球をいい当たりのライトフライ、セギに初球をフェンス直撃のツーベースと連続していい当たりを打たれたところで何かやりようがあったのではと思える(その後稲葉に2球目をホームラン)。まあ、結果論ですが。
J・フェルナンデス
両チーム唯一のマルチ安打。打つほうでは文句のつけようがありません。でも課題はやっぱり守備。チーム事情で守らせざるを得ないのだからある程度は仕方ないのですが。5回の稀哲の内野安打はいたって普通のあたり。これが内野安打にしてしまうのはさすがに問題あり。
吉岡雄二礒部公一
イーグルスの主軸を担うべきこの二人で打線が途切れてしまっていた。とくに7回の吉岡のゲッツーは本当にもったいない。