マリーンズ―ファイターズ 〜イースタンリーグ〜(鎌ヶ谷スタジアム)

まだ5月初旬だというのに腕を思いっきり日焼けしてしまいました。
今期最多の2106人の観客が詰め掛けた試合でファイターズが継投でどうにか逃げ切りました。
これで今期3勝4敗。
以下はスコアテーブルなど、もちろん公式では(以下略)

M |001 010 010 |3
F |000 130 00× |4

M  ●古谷、相原、松本、田中良―金澤
F  ○吉川、H植村、H清水、S金森―渡部
審判 PL村山 1B原 2B本田 3B名幸
観客 2106人

浦和マリーンズ
          打得安点 1回2回3回4回5回6回7回8回9回
(8) 代田建紀  3110 左飛  左安  四球  死球  左飛
(9) 佐藤賢治  5010 空振  左安  二ゴ  二ゴ  左飛
(3) 福浦和也  4021 中安  二ゴ  二ゴ    左安
 R3 神戸拓光  0000
(4) 田中雅彦  2000 四球  四球    中飛  右飛
(7) 角中勝也  4100 二ゴ    空振  二ゴ  遊ゴ
(5) 細谷圭   3011   空振  遊ゴ  四球  中三
(D) 定岡卓摩  4000   空振  遊ゴ  三振  三ゴ
(2) 金澤岳   4010   空振    二ゴ  空振  右安
 R  平下晃司  0000
(6) 早坂圭介  2100     右飛  四球  投ゴ  投犠

         投球回 打者 投球数 安 本 振 四 失 責
 ● 古谷拓哉  4 1/3 19  72 7 2 2 1 4 4
   相原勝幸  1 1/3  7  32 0 0 2 3 0 0
   松本幸大    2/3  4  18 2 0 0 0 0 0
   田中良平  1 2/3  6  15 1 0 0 0 0 0

鎌ヶ谷ファイターズ
          打得安点 1回2回3回4回5回6回7回8回
(8) 佐藤吉宏  4112 空振  左飛  右本三ゴ
(6)5尾崎匡哉  3130 中安    左二死球  右安
(9) 糸井嘉男  4010 中飛    右安右飛  二ゴ
(5) グリーン  2000 中飛    四球四球  左飛
 6  今浪隆博  0000
(2) 渡部龍一  4000   左飛  遊併右飛  二ゴ
(4) 高口隆行  4010   右安  空振  空振  二ゴ
(7) 鵜久森淳志 4000   右邪    左飛空振  遊ゴ
(D) 小山桂司  2111     左飛  右本四球
 HD 木元邦之  1010               右安
(3) 市川卓   4120     左飛  中二右安  二直

         投球回 打者 投球数 安 本 振 四 失 責
 ○ 吉川光夫  5   21  97 3 0 5 4 2 1
 H 植村祐介  1    4  20 0 0 1 1 0 0
 H 清水章夫  2    9  34 2 0 1 1 1 1
 S 金森敬之  1    4   9 1 0 0 0 0 0

盗塁  代田 (3回 打者福浦:ダブルスチール)
    佐藤賢(3回 打者福浦:ダブルスチール)
盗塁死 高口 (2回 打者小山)
牽制死 佐藤賢(3回 打者角中)
暴投  吉川 (5回 打者福浦)
失策  佐藤賢(4回 打者糸井)
    尾崎 (5回 打者佐藤賢残塁  M8、F9

得点経過
3回表 二死二三塁から、福浦のセカンドゴロの間に三塁走者代田が生還
4回裏 無死満塁から、渡部がショートゴロ併殺の間に三塁走者尾崎が生還
5回表 一死一二塁から、佐藤賢がセカンドゴロ、併殺を狙った尾崎の一塁への送球がそれて二塁走者早坂が生還
5回裏 一死から、小山がライトスタンドにソロホームラン
 〃  一死二塁となり、佐藤吉がライトスタンドにツーランホームラン
8回表 二死一塁から、細谷がフェンス直撃のタイムリスリーベース

選手寸評

吉川光夫
前回と比べれば制球もよかったが(四球は多いですが)、依然としてランナーを出してからの投球に課題を残した。
植村祐介
高校ドラフト3巡目ルーキー。オーバースローから投げ下ろすストレートには重量感がある。やはり課題は変化球でほとんどものになっていないが、そこを補えれば早期昇格も十分にありそう。
佐藤吉宏
5回に古谷から打った瞬間にそれと分かるホームラン。打撃は依然として好調のようです。守備で8回の細谷の大飛球を捕って欲しかった・・・と要求するのはさすがに酷か。
尾崎匡哉
打撃では3安打1四球と全打席出塁。しかし、もはやおなじみ(?)といえるエラーで1点を献上。せっかく打撃でアピールしてもこれでは・・・
小山桂司
ライトフライかと思ったあたりは(風で?)ぐんぐん伸びてスタンドイン。渡部が打撃好調でチャンスも少ないが、鎌ヶ谷を卒業した鶴岡の例もあるので少ない機会をひとつひとつものにしてほしい。

余談:名鑑でもNPBオフィシャルでも球団公式HPでも右投げ両打ちだが6回相原(右投げ)の打席では右打席へ

渡部龍一
前日2本塁打で5番スタメン起用も、その反動かこの日は無安打でブレーキ。
A・グリーン
じっくりと四球を選べて守備もそこそこな外国人選手が貴重なのは分かるんですけどねぇ。
古谷拓哉
ファイターズ打線の早打ちもあって4回まではよく抑えていたが、5回に小山の打ち取ったような当たりがスタンドインした事で動揺したか佐藤吉宏にも2ランを打たれ降板。2巡目以降と精神面が課題か。
相原勝幸
一年前見たときはオーバースローアンダースローの二投流だったが、この日はアンダー気味のサイドスローとスリークォーターの二投流。どちらで投げるかはより分かりづらくなったが微妙にマイナーチェンジした印象。
福浦和也
故障の影響かフルスイングはほとんどなかったが、それでもバットコントロールはやはり超一流。ちょこんと当てるだけのヒットを2本。
定岡卓摩
わずか2年でクビになるも、マリーンズにトライアウトで合格。打撃はとにかく「粗い」の一言で正直厳しい。フューチャーズでとにかく経験を積むことが大切。