四国・九州アイランドリーグ選抜―フューチャーズ 〜交流試合〜(大田スタジアム)
会社を休んで交流戦観戦。
初のアイランドリーグの試合観戦ですよ。
アイランドリーグの選手たちが楽しそうにプレーしている傍らで、フューチャーズ選手たちの体たらくにちょっとがっかりしてしまいました。
以下がいつものです。
IL|000 025 202 |11 FT|000 100 200 |3 IL 川西、ケリー、○イ、土田、金―飯田、永井、堂上 FT 西崎、林、川口、●西村優、木興、朱、橋本、糸数―伊集院、山本大、銀次 審判 PL市川 1B萩原 2B村山 3B敷田 観客 約150人 四国・九州アイランドリーグ選抜 属 背 打得安点 1回2回3回4回5回6回 7回8回9回 (8) 洋輔 OG 1 2000 空振 左直 H8 梶田宙 FD 0 4010 遊ゴ中安 空振一ゴ (4) YAMASHIN FD 23 4012 空振 左飛右安三振 四球 (3) 中村龍央 FD 8 5010 空振 左二 空振三ゴ 三ゴ (9) 西村悟 RW 8 3210 三ゴ 四球 四球 左安三振 (D) 林孝明 Sa 2 1000 三振 四球 HD 荒川大輔 RW 10 1300 四球 二失 四球 (5) 比嘉将太 MP 4 4111 三振 遊併 四球 右安 左飛 (2) 飯田一弥 FD 27 1000 捕邪 H2 永井豪 IS 5 1210 右安四球 H2 堂上隼人 OG 27 1101 中犠 三失 (7) 嶋田好高 MP 24 1010 右安 空振 7 金丸勝太郎 IS 1 3123 右二 中飛 中安失 (6) 古卿大知 FD 39 5122 二ゴ 一安中安 空振 空振 属 背 投球回 打者 投球数 安 本 振 四 失 責 川西祐太郎 MP 17 2 8 24 1 0 2 1 0 0 ケリー FD 32 1 4 22 1 0 2 0 0 0 ○ イ・チャンホ OG 36 2 9 28 0 0 0 2 1 0 土田瑞起 Sa 20 2 11 52 4 0 2 2 2 2 金無英 RW 19 2 7 28 1 0 3 0 0 0 フューチャーズ 属 背 打得安点 1回2回3回4回5回6回7回8回9回 (4) 内村賢介 E 23 5001 右飛 空振 二ゴ 二ゴ 三振 (5) 大塚淳 S 7 5010 投ゴ 空振 一飛 左安 投ゴ (D)2銀次 E 56 5020 中安 投ゴ 左飛 左安 投ゴ (6) 枡田慎太郎 E 24 3010 三邪 遊飛 四球二安 (8) 山本光将 G 44 2100 死球 四球 空振空振 (2) 伊集院峰弘 G 12 1000 空振 死球 H2D山本大明 E 57 2000 二併 三振 (9) 斉藤彰吾 L 61 3110 空振 一失 四球右三 (7) 関口雄大 SR 52 4110 左飛 中飛 右二二直 (3) 梅田尚通 L 65 4011 右安二ゴ 遊ゴ空振 属 背 投球回 打者 投球数 安 本 振 四 失 責 西崎聡 S 8 2 6 30 0 0 5 0 0 0 林啓介 M 1 1 4 12 1 0 0 0 0 0 川口容資 G 13 1 5 19 1 0 0 2 0 0 ● 西村優希 G 49 1 5 15 3 0 1 0 2 1 木興拓哉 M 2 1/3 5 32 0 0 1 4 4 4 朱大衛 L 62 2/3 5 21 3 0 1 0 1 1 橋本太郎 SR 54 1 6 22 2 0 1 0 2 1 糸数敬作 F 70 2 10 35 1 0 3 2 2 0 属(所属) MP:愛媛マンダリンパイレーツ OG:香川オリーブガイナーズ FD:高知ファイティングドッグス IS:徳島インディゴソックス RW:福岡レッドワーブラーズ Sa:長崎セインツ G:川崎ジャイアンツ F:鎌ヶ谷ファイターズ SR:湘南シーレックス S:戸田スワローズ E:山形イーグルス L:所沢ライオンズ M:浦和マリーンズ 盗塁 梶田 (6回 打者YAMASHIN:2球目に二盗) 盗塁死 YAMASHIN(5回 打者中村 :1球目に二盗を試み失敗) 暴投 イ (4回 打者関口 :2球目、一塁走者斉藤が二進、二塁走者伊集院が三進、 三塁走者山本光が生還) 木興2 (5回 打者比嘉 :1球目、一塁走者荒川が二進、二塁走者西村悟が三進) (5回 打者比嘉 :3球目、二塁走者荒川が三進、三塁走者西村悟が生還) 捕逸 飯田 (3回 打者内村 :1球目、一塁走者梅田が二進) 伊集院 (5回 打者梶田 :2球目、一塁走者古卿が二進、二塁走者永井が三進) 失策 中村 (4回 打者斉藤 :投手イからの送球を一度はグラブにおさめるものの落球) 内村 (7回 打者荒川 :遊撃手枡田からのトスを捕球できず) 大塚 (9回 打者堂上 :堂上の強い当たりをトンネル) 山本光 (9回 打者金丸 :ヒットのバウンド処理を誤り、打者金丸二進) 残塁 IL8、FT9 得点経過 4回裏 0−1 一死満塁から、投手イが斉藤への2球目を暴投、三塁走者山本光が生還 5回表 2−1 一死二三塁から、YAMASHINがライト前に逆転2点タイムリーヒット 6回表 3−1 一死二三塁から、投手木興が比嘉への3球目を暴投、三塁走者西村悟が生還 〃 5−1 一死満塁となって、金丸ががライト線に2点タイムリーツーベース 〃 7−1 一死二三塁となって、続く古卿がセンター前に2点タイムリーヒット 7回表 8−1 無死一二塁から、比嘉がライト線にタイムリーヒット 〃 9−1 無死一三塁となって、続く代打堂上がセンターに犠牲フライ、三塁走者荒川が生還 7回裏 9−2 無死二三塁から、梅田のショートゴロの間に三塁走者斉藤が生還 〃 9−3 一死三塁となって、続く内村のセカンドゴロの間に三塁走者関口が生還 9回表 11−3 一死一三塁から、金丸がセンター前にタイムリーヒット、 山本光が後ろにそらす間に一塁走者堂上も生還
選手寸評
- 西崎聡(東京ヤクルトスワローズ)
- 2回を無失点5奪三振と完璧なピッチング。スリークォーターから繰り出される140k前半の速球がコントロールよく決まってIL打線を完封。このままノーヒットノーランしかねない勢いのすさまじい投球を見せてくれました。ちなみに、両チームで投げた総勢13人もの投手の中で唯一ランナーを許さなかった投手。
- 西村優希(読売ジャイアンツ)
- 観戦の子どもたちからは「西村健太朗だ」との声があがっていましたが、登板したのは育成選手の西村優希。投球内容はYAMASHINにタイムリーを打たれ敗戦投手。ヒットを打たれたことより気になったのがバント処理で、古卿の一塁方向へのセフティーバントに対しベースカバーが遅れ成功を許してしまった点。打者との競争なので間に合ったかどうかは微妙にはなってしまうのですが、古卿が一塁到達時においてボールを処理した梅田よりファーストから遠かったというのは問題。基本的な部分から日々勉強。
- 木興拓哉(千葉ロッテマリーンズ)
- 4連続四球を与え試合をぶっ壊してしまった張本人。速球は140k前半は出ているもののストライクがほとんど入らず、変化球に至っては全くストライクが取れない状況。そろそろ正念場。
- 大塚淳(東京ヤクルトスワローズ)
- 年齢は24ですがもう6年目。若い選手たちの中で積極的に声を出して内野陣をけん引。このような試合でも自分の役割をよく分かっているなぁと感心してしまいました。大量点差がついても終始声を出し続けチームを引っ張っていただけに、9回のエラーはちょっと残念。
- 金無英(福岡レッドワーブラーズ)
- 打者相手に背中を見えるくらいまでもっていくトルネード気味の投法からテンポの良い速球を投げ込んでいました。斉藤に三塁打を打たれはしましたが、この日投げたIL投手陣の中で一番制球が安定していました。
- 古卿大知(高知ファイティングドッグス)
- 私がこの試合で一番気になったILの野手です。6回にファウルで粘って朱の球を弾き返した2点タイムリーも見事でしたが、それよりも見事だったのが5回のセフティーバント。投手西村のベースカバーが遅れたり、内村がバックに入っているにもかかわらず梅田が捕ってしまったりと相手の記録に残らないミスもありましたが、ファーストにとらせてしまうセフティーバントを打った時点で打者としてはほぼ勝ち。経歴を見ると社会人チームを渡り歩いており、いろいろな経験がこのような所に生きるんだなぁと感じました。