北京五輪の結果

時代遅れの人が時代遅れな人選をして時代遅れな采配をしたので負けました。


あまりにも不安が的中しすぎて自分でもびっくりですね。
(過去記事)北京五輪代表候補決定
大体の文句は既に上の記事に書いているので、新たに書く意味は薄いかもしれませんね。


この大会での采配はあまりにも不可解なものが多く、一つ一つ上げていくとキリがなくなってしまうので全部は書きませんが、どうしても吐き出しておきたいのが

・「つなぐ野球」を掲げておいて、強攻策を連発
・不調の上原を選出しておいて、上原をほとんど起用せず岩瀬と心中

で、この2点だけはどうしても納得しがたいものがあります。


個人的には、采配だけで「簡単に負けうる」ことを多くの人に示したということには一定の価値があると思っています。


野球は一人の選手で「負けない」ことができる*1珍しい団体競技なので、勝敗なんて運の要素も絡むので負けること自体は仕方がないのです。だからこそ、最終的な結果(数字)だけでトップは責任を取る必要が出てきます。ということなので、年齢的な問題も含めて星野仙一の「監督」としての今日のアメリカ戦が最後の試合になる可能性が高いかと思います。

「ある意味、選手がかわいそうだった。野球そのも*2が不思議でしょうがない。最初のゲーム(キューバ戦)で恐々しているというか、(ストライク)ゾーンがまったく他の世界でやっているというのか、それでおかしくなった」
星野日本4位「申し訳ない」/野球(nikkansports.com)

そもそも、NPBの野球とMLBのbaseballですら違う競技ともいえるのに、監督がこのような発言をしていては勝てる道理なんてどこにもありません。
確かに、このゾーンの違いというか細かい部分のルールが世界的に統一されていないことが、今年でオリンピック競技から外れてしまう一因ではあるんですが、最初からわかっていたことに対処できなかったということは言い訳にすらなりません。

*1:守備が高校野球以上であればという条件付きにした方がいいかもしれませんが

*2:原文ママ