ファイターズ―イーグルス 〜公式戦〜(仙台)

仙台の夜は予想通り寒かったです。
序盤から4つの死球が乱れ飛び、警告試合になるかもと冷や冷やしたりもしていましたが、全然そんなことはなく淡々と試合は進行していきました。ただ、残塁祭りで試合展開はとっても寒かったですが。

ともあれ、これで今季3勝3敗1分。写真はこちらです。
以下がスコアテーブル他です。

4月28日パシフィックリーグ公式戦(クリネックススタジアム宮城)
F |003 010 000 |4
E |101 000 000 |2

F  ○八木、H菊地、H建山、S武田久―鶴岡
E  ●川井、木谷、佐竹、朝井、有銘、小山―嶋
審判 PL川口 1B山本 2B柿木園 3B津川
観客 13,326人


北海道日本ハムファイターズ
           打得安点 1回2回3回4回5回6回7回8回9回
(4) 田中賢介   3000 空振  一ゴ三ゴ  捕犠  投犠
(8)7森本稀哲   4110 四球  右安遊ゴ  空振  遊ゴ
(D) 稲葉篤紀   2210 死球  左失  右安四球  四球
(7) スレッジ   5000 空振  三振  右飛左飛  捕邪
 9  紺田敏正   0000
(5)3小谷野栄一  5121 三ゴ  左二  三失  遊安  空振
(3) 高橋信二   4010   左安死球  右飛  右邪  空振
 5  飯山裕志   0000
(9)8糸井嘉男   4023   遊飛右二  右二  四球  空振
(2) 鶴岡慎也   4000   左飛三ゴ  空振  遊ゴ
(6) 金子誠    4020   右飛  二飛  中安  中安

           投球回 打者 投球数 安 本 振 四 失 責
  ○ 八木智哉   5   22  85 5 0 3 3 2 2
  H 菊地和正   1 0/3  4  15 1 0 1 0 0 0
  H 建山義紀   2    5  21 1 0 0 0 0 0
  S 武田久    1    3  14 0 0 1 0 0 0


東北楽天ゴールデンイーグルス
           打得安点 1回2回3回4回5回6回7回8回9回
(6) 渡辺直人   3100 死球空振  遊併    二併
(4) 高須洋介   4120 右飛  中安  二ゴ    中安
(7) リック    3000 死球  中飛  投ゴ    三併
 9  牧田明久   0000
(3) セギノール  4010 左飛  左二  遊直    左飛
(5) 中村紀洋   3011 中安  四球    中飛    三ゴ
(D) 山崎武司   3001 三振  中犠    空振    空振
(9) 中島俊哉   2000   遊ゴ中飛
 H97中村真人   2000           三ゴ    投ゴ
(8) 鉄平     3010   中飛  三振    投安
(2) 嶋基宏    3020   中二  右安    一ゴ

           投球回 打者 投球数 安 本 振 四 失 責
  ● 川井貴志   4 2/3 25 101 6 0 3 3 4 0
    木谷寿巳   1    4   9 1 0 2 0 0 0*1
    佐竹健太     1/3  2   9 0 0 0 1 0 0
    朝井秀樹   1 2/3  7  22 2 0 0 1 0 0
    有銘兼久     1/3  2   8 0 0 0 1 0 0
    小山伸一郎  1    3  16 0 0 3 0 0 0


盗塁  渡辺直 (1回 打者リック:投手八木、1球目に二盗)
    糸井  (7回 打者鶴岡 :投手朝井、1球目に二盗)
盗塁死 小谷野 (7回 打者糸井 :投手朝井、5球目に二盗を試み失敗)
失策  リック (3回 打者稲葉 :フライを落球)
    中村紀 (5回 打者小谷野:ゴロをバックハンドで捕球できず)
残塁  F12、E5

得点経過
1回裏 0−1 二死一二塁から、中村紀がセンター前にタイムリーヒット
3回表 1−1 二死一二塁から、小谷野がレフト線にタイムリーツーベース
 〃  3−1 二死満塁となって、糸井がライト線を破る2点タイムリーツーベース
3回裏 3−2 一死満塁から、山崎武がセンターに犠牲フライ、三塁走者高須が生還
5回表 4−2 二死一二塁から、糸井がライト線にタイムリーツーベース

選手寸評

八木智哉
立ち上がりからふたつの死球を与えてしまい制球に苦しんでいたが、3回までは冷や冷やのピッチングでした。4回以降は調子も上がってきたようだったが、球数の関係もあったか5回で降板。八木の球速だと制球が悪いとどうしてもピッチングが苦しくなってしまうので、コントロールを重視したピッチングもできるようになってほしいところ。
菊地和正
6回を三者凡退に抑えそのまま7回のマウンドに立つも、鉄平の強烈な打球を体に受け退場、そしてそのまま交代。またまたかー。今季7試合目の観戦で、ファイターズ投手が打球の直撃で退場する場面を3度も見ることになってしまいました。
建山義紀
菊地が降板したことにより緊急登板。7回はともかく、イニングまたぎであまりいい成績ではない8回は心配されましたが、リックをゲッツーにとり3人で終了。このピッチングを続けてもらいたいところです。
糸井嘉男
文句なくこの試合のMVP。左投手相手から2本のタイムリーツーベースは見事の一言です。ひちょりを控えに押しやってしまうのも納得の出来でした。
金子誠
さすがに打撃が下降気味でしたが、この日は2安打を放ち打率も上昇。ローズのホームランもありますが、ここは是非月刊MVPを受賞してもらいたいところ。
川井貴志
前回同様バックのまずい守備に足を引っ張られ、自責点ゼロで敗戦投手。決していいと言える内容ではなかったですが、悪いなりに抑えていたので久々の一軍登板としては十分な出来ではないでしょうか。
嶋基宏
初観戦。守備偏重のイメージが強かったのですが、この日は右に左にきれいに安打を弾き返す。糸井には盗塁を許すものの、小谷野にはかなりタイミング良くスタートを切られてもストライクの送球でアウトにするなど強肩を披露。

建山義紀
鶴岡慎也
嶋基宏
セギ&稲葉

*1:5回鶴岡への9球目から登板