カープ―ドラゴンズ 〜ウエスタン公式戦〜(ナゴヤ)

遠征時はいつもかなりの過密日程なので、今回の交流戦遠征は一足早めに出発してゆっくり帰って来るようにしようと思っていたはずなのですが、気づいたら4日で5試合といういつもの過密日程になってしまいました……あれ〜(?)。しかも、いつの間にか交流戦よりもウエスタンの試合の方が多くなってるし。
という裏事情もあったりしつつ、初のナゴヤ球場*1遠征です。さすがは昔一軍で使っていただけあって客席は多いのですが、間隔がせまめですね。
カープ応援団が選手名を間違えまくっていたのが気にはなりましたが、9回のチャンス時のまとまりはさすがカープファンってところを感じました。
今回は当然勝敗はカウントせず。左上も更新しません。写真はこちらです。
記録は当然ですが公式記録ではありませんのでご了承ください。以下がいつものスコアテーブル他です。

5月23日ウエスタンリーグ公式戦(ナゴヤ球場)
C |000 000 003 |3
D |400 000 00× |4

C  ●今井、上野、ドーマン―上村
D  ○山井、中田、Sパヤノ―小川、清水将
審判 PL坂井 1B嶋田 3B水落
観客 発表なし


由宇カープ
           打得安点 1回2回3回4回5回6回7回8回9回
(6) 松本高明   5022 三飛  三直    中安  空振右安
(8) 中東直瑛   4010 右飛  空振    三犠  中安空振
(5) 松山竜平   4010 左安    二ゴ  右飛  左飛
(9) 岩本貴裕   4010 左安    二直  三邪    空振
(4) 中谷翼    4120 空振    右安    空振  左安
(3) 吉田圭    4010   一直  遊ゴ    二ゴ  右安
 R  安部友裕   0100
(2) 上村和裕   4120   三ゴ    三振  遊安  二安
(7) 丸佳浩    3000   投ゴ    三ゴ  三振
 H  會澤翼    1000                 空振
(1) 今井啓介   1000     二ゴ
 H  白濱裕太   1000         空振
 1  上野弘文   0000
 H  尾形佳紀   1000             一ゴ
 1  ドーマン   0000
 H  田中彰    0001                 四球
 R  鈴木将光   0000

           投球回 打者 投球数 安 本 振 四 失 責
  ● 今井啓介   4   21  91 4 0 4 5 4 4
    上野弘文   3   10  41 1 0 3 0 0 0
    ドーマン   1    3   9 0 0 1 0 0 0


ナゴヤドラゴンズ
           打得安点 1回2回3回4回5回6回7回8回9回
(4) 岩崎達郎   3110 中安四球  空振    三振
(6) 岩崎恭平   3020 一犠二ゴ  右二    三安
(9) 井上一樹   4000 右飛一ゴ  三ゴ    三ゴ
 R97中村一生   0000
(3) 新井良太   2100 四球四球    二直  二ゴ
(5) 柳田殖生   3100 四球  左直  三振    遊ゴ
(8) 英智     4112 右安  振逃  三ゴ    中飛
(7) 中川裕貴   3012 中二  空振    左飛
 H  李炳圭    1000               空振
 9  小林高也   0000
(2) 小川将俊   2000 敬遠  捕邪    投ゴ
 2  清水将海   0000
(1) 山井大介   3000 遊ゴ    空振  空振
 1  中田賢一   0000
 1  パヤノ    0000

           投球回 打者 投球数 安 本 振 四 失 責
  ○ 山井大介   7   26 105 5 0 6 0 0 0
    中田賢一   1 2/3 11  47 5 0 3 1 3 3
  S パヤノ      1/3  1   6 0 0 1 0 0 0


盗塁死 新井  (2回 打者柳田  :5球目、二死一三塁から二盗を試みるも失敗)
暴投  今井  (3回 打者英智  :3球目、2−0から英智は空振りし振逃)
残塁  C8、D6

得点経過
1回裏 0−2 一死満塁から、英智がライト前に2点タイムリーヒット
        右翼手岩本はノーバウンドの送球をするも捕手上村が捕れず、その間に英智は二塁へ
 〃  0−4 一死二三塁となって、続く中川がセンターオーバーの2点タイムリーツーベース
9回裏 1−4 二死満塁から、中田が打者田中に四球を与え押し出し
 〃  3−4 二死満塁が続き、松本がライト前に2点タイムリーヒット

選手寸評

今井啓介
1回に連続四球の後連続タイムリーを浴びいきなり4失点。制球に苦しみボールが上ずることも多く、特に打者を追い込んでからの制球が良くなかったです。
上野弘文
5回から不調の今井をリリーフし3回を1安打無失点の見事なピッチング。この上野とナゴヤ山井の好投のおかげで序盤でだれ気味だった試合が一気に締まりました。
上村和裕
ブルーウェーブ時代から私が密かに期待していた選手。この日は叩きつけるバッティングで2つの内野安打を放つも、守備面で悪い点を見せてしまいました。一つ目は1回の英智のタイムリーの際に岩本からの返球をきちんと捕球できず、二塁走者の生還を許してしまった点。バウンドの位置は難しかったですが、捕球できていれば完全にアウトのタイミングだっただけに非常にもったいないプレー。2つ目は3回にこれまた英智に振逃を許してしまったところ。記録上は(多分)暴投ですが、捕れない球ではないだけに苦しいピッチングをしていた今井を助けてあげて欲しかった。
山井大介
一軍で背信投球を繰り返し強制送還されてしまった山井ですが、この日は非常にいいピッチングを見せてくれました。山井というとスライダー、スライダーとにかくスライダーといったイメージがあるのですが、この日は普通の(?)ピッチングで左打者をずらりと1番から8番まで並べた打線を手玉に取っていました。
中田賢一
このままナゴヤの完封で終わるかと思われた試合を一人で面白くしてしまったのはこの人。8回は4人で抑えたのですが9回は大乱調。3連打で満塁にされた後に、田中彰を押し出し、松本にタイムリーを浴びたところで降板。150キロを超えるストレートは大きな魅力なのですが、ストライクがあまり入らないので変化球でカウントを取りに来たところを狙われるという悪癖がもう少し改善されないとさすがに一軍復帰は難しいか?
岩崎恭平
ドラフト3位ルーキー。2回以降は微妙に由宇投手陣を打ちあぐねたナゴヤ打線ですが、その中で唯一のマルチヒット。1回の絶妙な送りバントと安心して見ていられた守備も相まって非常にまとまっている印象を受けました。
井上一樹
すべての打席がランナーを置いた場面で回ってきたが、そのチャンスを全く生かせず4タコに終わる。いい当たりもあったものの結果として打ち取られると評価としてはどうしても厳しくなってしまいますね。




松山竜平
上野弘文
岩崎恭平
井上一樹

*1:ナゴヤドームは大学時代に経験あり