シーレックス―ファイターズ 〜イースタンリーグ公式戦〜(鎌ヶ谷)

ホントはGW中にもっと観戦しに行っている予定だったのになぁ。一軍の方が行っている試合が多いというのはちょっと悲しいです。
鎌ヶ谷の方は今季好調みたいで、この試合でなんと8連勝。いたずら小熊の本領を発揮し始めたカビーと一緒に大暴れしてくれそうな予感があります。
これで今季5勝4敗1分。なんと勝ち越しはここ以来みたいですってorz ほぼ2年ぶりだなんて…… 写真はこちらです。
公式記録とはあえて変えている部分があります。以下がスコアテーブル他です。

5月16日イースタンリーグ公式戦(ファイターズスタジアム鎌ヶ谷)
SR|001 000 000 |1
F |100 303 00× |7

SR ●桑原謙、牛田、加藤武、三橋―黒羽根
F  ○吉川、H金森、山本、星野―今成
審判 PL市川 1B敷田 3B石山
観客 1545人


湘南シーレックス
           打得安点 1回2回3回4回5回6回7回8回9回
(4) 梶谷隆幸   4111 空振  右本  二ゴ  左直
(2) 黒羽根利規  4010 右飛  中安  遊ゴ  遊ゴ
(8) 松本啓二朗  3000 一邪  投ゴ  遊ゴ
 5  北篤     1000               遊ゴ
(9) 大西宏明   4000   三振遊ゴ    中飛  二ゴ
 9  関口雄大   0000
(D) 新沼慎二   3010   中安二ゴ    四球  三ゴ
(3) 高森勇気   3000   四球  中飛  一併    右飛
(7)8桑原義行   4020   遊ゴ  左安    中安  右飛
(5)6斉藤秀光   2010   四球  四球    右安  中飛
(6) 野中信吾   2000   中飛  遊併
 H7 下園辰哉   1000             三振

           投球回 打者 投球数 安 本 振 四 失 責
  ● 桑原謙太朗  5 1/3 28 109 9 0 4 3 7 5
    牛田成樹     2/3  3  15 1 0 2 0 0 0
    加藤武治   1    3  12 0 0 0 0 0 0
    三橋直樹   1    4  13 1 0 1 0 0 0


鎌ヶ谷ファイターズ
           打得安点 1回2回3回4回5回6回7回8回9回
(4) 今浪隆博   3000 三ゴ  二ゴ  四球四球  二ゴ
(6) 中島卓也   4100 四球  空振  三振空振  二ゴ
(D) ボッツ    4032 左二    二ゴ右安左安
(3) 中田翔    3111 左犠    左安二ゴ空振
(2) 今成亮太   4110 右飛    中安三邪  左飛
(5) 高口隆行   4221   三振  左安  中安三振
(8) 佐藤吉宏   4120   二ゴ  中安失 右安三ゴ
(9) 市川卓    4111   二飛  三振  左安  三振
(7) 大平成一   3000     一ゴ投ゴ  投ゴ
 H  金子洋平   1010               中安
 R7 杉谷拳士   0000

           投球回 打者 投球数 安 本 振 四 失 責
  ○ 吉川光夫   5   21  81 4 1 2 3 1 1
  H 金森敬之   2    8  35 2 0 1 1 0 0
    山本一徳   1    3  10 0 0 0 0 0 0
    星野八千穂  1    3  10 0 0 0 0 0 0


失策  松本  (4回 打者佐藤  :センター前への打球を後逸)
残塁  SR6、F7

得点経過
1回裏 1−0 一死二三塁から、中田がレフトに強烈なライナーを放ち、それをレフト桑原義が好捕、
        タッチアップで三塁走者中島が生還
3回表 1−1 この回先頭の梶谷が、ライトスタンドに同点ソロホームラン
4回裏 1−2 一死一三塁から、高口がバットを折られながらレフト前にタイムリーヒット
 〃  1−4 一死一二塁となって、続く佐藤がセンター前ヒット、センター松本が捕球できず
        大きく後ろにそらす間に、走者2人がそれぞれ生還、打者佐藤は三塁へ
6回裏 1−5 無死一三塁から、市川がレフト前にタイムリーヒット
 〃  1−7 二死満塁となって、ボッツが三遊間を破る2点タイムリーヒット

選手寸評

吉川光夫
力のあるストレートと緩いカーブを投げ分けて初回を三者凡退で抑えた時には、今日の吉川は違うかなと思わせたのですが、2回以降はやっぱりいつもの吉川でした。荒れ球の割には鋭い当たりのヒットばかりで、どうも置きに来る球を狙い打たれているように見えました。まだ高卒3年目ではありますが、1年目の実績を考えるともう少し頑張ってほしいところです。
金森敬之
5月はじめに1軍登録されていたのですが、8日に打球の直撃を受け登録抹消。この試合が復帰登板となりました。2回を無失点に抑えたものの、2安打1四球を許すなど内容としてはイマイチ。本調子に戻るにはもう少し時間がかかりそうです。
高口隆行
3安打2打点のボッツもいたのですが、ヒーローインタビューを受けたのは4,6回の両方で得点に絡んだこの高口。守備は相変わらず安定しているので、打撃を磨いて飯山とは違うアピールポイントで勝負してもらいたい。
中田翔
この日は月間MVPの表彰が試合前にありました。相変わらずの打撃好調で、1回、4回の鋭いライナー性の打球には本当に目を見張るものがありました。いつも課題にしている守備も、この日は好調で難しい送球を何度も捕球しチームに貢献していました。ただ、周囲からは「ファインプレー」の声があがってはいましたが、1回の松本のファウルフライはちょっと一歩目が遅すぎたようには見えました。
中島卓也
ルーキーながらほとんどの試合で先発とかなり積極的に起用されている選手。打撃ははっきり言って未熟ですが、守備は高卒1年目の選手とは思えないくらい安定しています。
桑原謙太朗
立ち上がりは四球から失点を喫するも、2・3回は三者凡退に抑えこのまま行かれるかと思いきや、3回に突如炎上。味方のまずい守備もあったとはいえ、球が甘く入っての4連打はさすがにいただけません。
松本啓二朗
開幕スタメンを勝ち取ったルーキーも今はシーレックス。この日は3回に送りバントを失敗し、4回には佐藤の打球を直接捕りに行くのかワンバウンドさせて確実に取りに行くのかよくわからない中途半端な守備で大きく後逸し追加点を許してしまうなど散々な出来。公式記録では安打扱いなのですが、あまりにもひどかったのでここは失策扱いということで。
桑原義行
2回のチャンスには凡退したものの、拙攻続きのシーレックス打線の中で唯一のマルチヒット。1回には中田の強烈なライナーを見事捕球*1し、守備でもアピール。なんとblogが始まっているみたいです。→http://ameblo.jp/yoshiyuki-kuwahara/




中田翔
金森敬之
大平成一
桑原謙太朗

*1:そのあと、転んでしまったのはご愛敬