交換トレード 藤井秀悟、坂元弥太郎、三木肇⇔橋本義隆、押本健彦、川島慶三

http://www.yakult-swallows.co.jp/red_mpl/topicsView2.cgi?TYPE=N&SEQ=10158&COOKIEDATE=20080111(スワローズ公式)
http://www.fighters.co.jp/news/2007/12/0111_01.php(ファイターズ公式)

交換トレードの中ではこのトレードが最大のものになりそうですね。特に、ファイターズの方は来期3,4,5年目の選手という若手どころを大放出するというのも珍しいです。

藤井秀悟

ここ4年間*1勝ち越しがない藤井ですが、ファイターズは現時点で計算できる左の先発が勝さんだけというなんとも寂しい状態。勝さんも先発としてシーズン通してのスタミナには不安があるだけに、一年間ローテを守ることが期待できる先発投手は貴重。シーズン通しての先発ローテはノルマで、最低でも二桁勝利を期待したいところ。

坂元弥太郎

ファームでの成績は悪くないのですが、実際のピッチングを見てみるとルーキーの頃に見た姿から小さくまとまってしまった印象を受けます。橋本と押本が抜けることで右の中継ぎは競争が激しくなってくるのでそこへの食い込みに期待。

三木肇

脚や安定した守備力は魅力なのですが、飯山と完全にタイプがかぶってしまいます。打数は少ないが一軍で3割を記録し、打撃が覚醒した(かもしれない)飯山と比較してしまうと、ファームでも打率2割前半の三木は少し厳しいかも。さすがに、内野の守備固めを二人も上げるわけにはいかないでしょうし。

橋本義隆

調子のいいときは目を見張るようなピッチングを見せるのですが、基本的には毎回ヒットを打たれるヒヤヒヤ型の投手。ただ、一軍でも先発・中継ぎ両方で(一年だけだが)それなりの結果を出しているので、投手陣の弱いスワローズなだけに先発なら8勝、中継ぎなら30試合以上登板を期待。

押本健彦

くしくも弥太郎と同じスローカーブ使い同士がトレードに。スタミナ面に不安はあるものの、5回くらいならなかなかのピッチングを見せる。ファイターズのようにスクランブル要員ではなく、できれば先発で固定していきたいところ。うまくはまれば二桁勝利もあるかも。

川島慶三

身体能力の高さは折り紙つきなのだが、どうにも時折見せるチョンボが気になる選手。飯原とタイプが丸被りしてしまうのも気になれば、さらには福地まで石井一久人的補償で加入。藤井の相手として真っ先に名前が上がった選手ではあるが、3人の中で一番厳しい立場にいるのは明らかに川島。それでも、一年間フルで一軍帯同に期待。

*1:怪我の2003年は除く