スポーツでは戦術として恫喝を用いてはいけません。*2
昨日取り上げた広池投手のblogの、該当の部分は削除されたみたいです。
まあ、この判断は仕方のないところでしょう。私が管理者でもおそらく同様の判断を下すでしょう。この削除による影響よりも、残しておいた場合の今シーズンの選手生活に与える影響の方が苦慮されるんで、削除という判断は仕方ないかと思います。
んで、このことを取り上げた新聞記事があったかというと、Yahoo!とmixiとGoogleニュースで調べた限りでは、
http://daily.jp/baseball/2008/05/07/0001012685.shtml(デイリースポーツonline)
デイリーのこれだけでした。内容は違いますが、これも明らかにマナー違反*1である行動をいかにも美談のようにしているどうしようもない記事。
いや、もちろんこの事件は報道する価値なんてない内容なんですよ。ただ、*2少しでも美点のある場合はそれを盛大に飾って取り上げて、悪い点がある場合でもそれを「善意に」解釈して書くなど、記事での取り上げられ方の方向性が明らかにおかしい場合があまりにも多い。スポーツ選手としてふさわしくない行為をいかにも美談のように仕上げるなんてことは、そのスポーツを発展させていく上でも明らかにマイナスなんですよ。
極論してしまうと私のように、「そのスポーツ選手の悪い面をとりあげる」のも新規ファンを獲得していく上でマイナスではあるんですが、健全な批判*3なくして健全な発展は望めないと私は考えています。