ファイターズ―スワローズ 〜セ・パ交流戦〜(神宮球場)
勝ちに不思議の勝ちあり。
パリーグ2連覇しといてこんなこと言うと失礼ではあるんですが、こんな試合でも勝つ地力があるのはチームが基盤部分から強くなっているんだなぁと改めて感じました。
いくらなんでも中止かと思いきや、試合開始1時間前の時点*1でも公式ページから中止がアナウンスされなかったので渋々神宮まで行ってきました。
雨具なし∩半袖薄手シャツ*2でははっきり言って地獄でしたw まあ自業自得ですね(苦笑)。
これで今季成績3勝7敗。一軍戦は勝てるんですけど・・・
F |000 001 101 |3 S |000 010 010 |2 F 多田野、建山、○宮西、S武田久―高橋 S 石川、松岡、●押本―福川、米野 審判 PL渡田 1B中村 2B牧田 3B山崎 観客 がらがら 北海道日本ハムファイターズ 打得安点 1回2回3回4回5回6回7回8回9回 (8) 村田和哉 4010 投安 死球 投犠遊ゴ 空振 (5) 高口隆行 3000 投犠 二ゴ 三ゴ 遊ゴ H5 稲田直人 1000 右邪 (4) 田中賢介 2100 左飛 三犠 四球 二ゴ 四球 (9) 稲葉篤紀 5111 二ゴ 空振 中飛 右本 捕失 R9 紺田敏正 0000 (2) 高橋信二 5021 中飛 中飛 三ゴ左安 右安 (7) スレッジ 4121 右安 捕邪 左本三ゴ 7 工藤隆人 0000 二ゴ (3) 小谷野栄一 4020 遊ゴ 中安 中安 投ゴ (6) 飯山裕志 2010 中安 三ゴ 四球 四球 (1) 多田野数人 2010 空振 投安投犠 H 坪井智哉 1000 三直 1 建山義紀 0000 1 宮西尚生 0000 1 武田久 0000 投球回 打者 投球数 安 本 振 四 失 責 多田野数人 7 25 101 2 0 3 2 1 1 建山義紀 1/3 2 6 1 0 0 0 1 1 ○ 宮西尚生 2/3 3 12 0 0 1 1 0 0 S 武田久 1 3 7 0 0 1 0 0 0 東京ヤクルトスワローズ 打得安点 1回2回3回4回5回6回7回8回9回 (7) 福地寿樹 3001 三ゴ 二ゴ 二ゴ 左犠 1 押本健彦 0000 (4) 田中浩康 2000 右飛 三直 四球 四球 (8) 青木宣親 3000 遊ゴ 四球 遊ゴ 空振 (3) 畠山和洋 4000 一直 右飛 二ゴ 空振 (9) 武内晋一 4110 空振 中二 遊直 左飛 (6) 宮本慎也 4020 遊直 二ゴ 中安 右安 (5) 川端慎吾 4011 三振 右安 空振 三ゴ (2) 福川将和 2000 二ゴ 遊併 H ユウイチ 1010 中安 R 飯原誉士 0100 2 米野智人 0000 (1) 石川雅規 2000 三ゴ 捕邪 1 松岡健一 0000 H7 川島慶三 0000 捕犠 投球回 打者 投球数 安 本 振 四 失 責 石川雅規 7 33 96 9 2 2 3 2 2 松岡健一 1 3 14 0 0 0 1 0 0 ● 押本健彦 1 6 23 1 0 1 1 1 0 盗塁 飯原 (8回 打者川島) 暴投 石川 (6回 打者飯山) 失策 米野 (9回 打者稲葉:フライを落下点に入りながら触れず) 残塁 F12、S4 得点経過 5回裏 0−1 一死三塁から、川端がライト前にタイムリーヒット 6回表 1−1 一死からスレッジが、レフトスタンドに同点ソロホームラン 7回表 2−1 二死から稲葉が、右中間スタンドに勝ち越しソロホームラン 8回裏 2−2 一死三塁から、福地がレフトに犠牲フライ、三塁走者飯原が生還 9回表 3−2 二死一三塁から、高橋がファースト頭上を越える勝ち越しタイムリーヒット
選手寸評
- 多田野数人
- 4回までパーフェクトピッチ。5回に1点を失うも7回を2安打1失点とほぼ完璧の投球。なんとこの日の4回の青木への四球がプロ入り19イニング目にして一軍で初めてということで、さすがにルーキー新記録じゃないでしょうか。それからもわかるとおり、球を左右に散らし内野ゴロを量産。ライナーも4つありますがいい当たりのものは皆無。ダルビッシュがほぼ確実に北京五輪で抜けるだけに、その時に藤井とともに投手陣を支える役割を十分に果たせそうです*3。
あと、5回の意表を突くセフティーバントはお見事の一言。 - 建山義紀
- 久が復調したと思ったら、今度はタテヤマンが・・・ 今は投手も野手も選手層が厳しいので、どうにか踏ん張ってほしいところ。
- T・スレッジ
- この日のMVPは多田野ですが、打つ方のヒーローにはあえてスレッジを挙げます。石川に要所を締められている間に先取点を許しいやな雰囲気が漂い始めたところにこの一発。もやもやした試合展開に逆転の息吹を吹き込んだのはこのスレッジでしょう。
- 高口隆行
- 鎌ヶ谷での安定した守備をなかなか見せてくれません。確かに、マックや飯山と比べると見劣りしてしまうんですが、陽が調子が上がらず降格してマックが故障している今はアピールする大チャンス。細かい業を磨き、レギュラーに向けてアピールしてほしい。
- 石川雅規
- 毎回ランナーを許しながらも失点はソロホームラン2本による2点だけと要所を締めるピッチング。ただ、スレッジに対してのはまだしも稲葉への球はちょっといただけない。前の3打席ですべて得点圏に走者をおいて凡退している稲葉にはもっと慎重に攻めても良かったかもしれません。
- 押本健彦
- 防御率0.00投手もこの日はあまり調子はよくありませんでした。そして、打ち取った打球を米野が落球し、それが失点につながって敗戦投手。防御率0.00は変わりませんでしたが、「1敗」がついてしまいました。
- 米野智人
- ミスは仕方ないんです。ミスは本当に仕方ないんですが、あの場面での落球はあまりにも痛い。やはりというか、そのような心理状況ではリードも厳しくなり、打ち損じではあったものの高橋にタイムリーを許してしまいました。
- 青木宣親
- 右脇の肉離れからの復帰戦。ですが、まだバッティングフォームが安定しておらず無安打。