マリーンズ―ファイターズ 〜イースタンリーグ〜(鎌ヶ谷)

昨日の雨中の修行の成果か、はたまたマジカルステッキ?を持ったカビーの魔法のおかげか、鎌ヶ谷ファイターズは今季初*1の完封勝利。今季鎌ヶ谷観戦7戦目にして初勝利となりました。これで今季4勝7敗。
以下はスコアテーブル。公式記録と異なる点があったって知ったこっちゃないです。

M |000 000 000 |0
F |022 100 51× |11

M  ●呉偲佑、下敷領、服部、池田、末永―田中雅
F  ○金澤、歌藤、菊地―渡部
審判 PL原 1B村山 2B市川 3B石山
観客 500人くらい?


浦和マリーンズ
          打得安点 1回2回3回4回5回6回7回8回9回
(6) 早坂圭介  4000 右飛  一ゴ  中飛    二ゴ
(8) 角中勝也  4000 遊ゴ  二直    中飛  中飛
(4) 新里賢   4020 遊ゴ    中二  左二    右飛
(D) ズレータ  4000   空振  左飛  中飛    三ゴ
(7) 竹原直隆  3010   左安  四球  左飛    遊ゴ
(5) 塀内久雄  3010   右飛  左安    右飛
(2) 田中雅彦  3010   左安  三併    右飛
(9) 佐藤賢治  3000   二ゴ    一ゴ  三振
(3) 渡辺正人  3000     三ゴ  中飛    遊ゴ

          投球回 打者 投球数 安 本 振 四 失 責
 ● 呉偲佑    5   22  72 8 1 5 0 5 5
   下敷領悠太  1 1/3  6  26 0 0 0 2 2 2
   服部泰卓     0/3  2   7 1 0 0 1 2 2
   池田健      2/3  3  13 1 1 0 0 1 1
   末永仁志   1    6  19 2 0 1 1 1 1


鎌ヶ谷ファイターズ
          打得安点 1回2回3回4回5回6回7回8回9回
(6) 陽仲壽   3110 左二  三振一ゴ    四球四球
(4) 今浪隆博  3110 一犠  左飛  左飛  四球右安
(8) 糸井嘉男  5221 二直  左安  一ゴ  右安二ゴ
(5) 中田翔   4225 空振  左本  空振  左本
(7) 金子洋平  4000   三振三ゴ    左飛三ゴ
 7  市川卓   0000
(D) ジョーンズ 4110   中二  空振  捕邪左飛
(2) 渡部龍一  4221   左二  左二  三ゴ  遊ゴ
(9) 鵜久森淳志 4132   左安  右三    三ゴ中三
(3) 駒居鉄平  2000   二併  遊ゴ
 H3 佐藤吉宏  1100             死球空振

          投球回 打者 投球数 安 本 振 四 失 責
 ○ 金澤健人   6   23  72 5 0 1 1 0 0
   歌藤達夫   1    3  18 0 0 1 0 0 0
   菊地和正   2    6  14 0 0 0 0 0 0


盗塁  佐藤吉 (7回 打者陽)
暴投  池田  (7回 打者中田)
    末永  (8回 打者陽)
残塁  M5、F4

得点経過
2回裏 0−1 一死二塁から、渡部が左中間にタイムリーツーベース
 〃  0−2 一死二塁が続き、鵜久森がレフト前にタイムリーヒット
3回裏 0−4 二死一塁から、中田が左中間スタンドに弾丸ライナーで飛び込む2ランホームラン
4回裏 0−5 一死二塁から、鵜久森がライト線にタイムリスリーベース
7回裏 0−6 一死満塁から、糸井がライト前にタイムリーヒット
 〃  0−7 一死満塁が続き、中田に対し替わった池田が暴投、三塁走者陽が生還
 〃  0−10 一死二三塁となって、中田がレフトスタンドに3ランホームラン
8回裏 0−11 一死三塁から、陽への四球となる6球目を末永が暴投、三塁走者鵜久森が生還

選手寸評

金澤健人
6回を無失点と久々にいい投球を見ました。4回には一死満塁のピンチも、田中雅彦をサード正面の併殺に抑える。よくスコアを見直すと、マリーンズ打線の早打ちに助けられたような印象もありますが、投壊状態の鎌ヶ谷ファイターズなので今回のピッチングを生かし調子を上げていきたいところ。
中田翔
本塁打5打点と文句なしのMVP。1本目の弾丸ライナーの当たりは打ってから打球が落ちずに外野ネットに突き刺さる(ように見える)強烈なもの。この活躍と一軍の現状では昇格も見えてきたが、個人的にはもう少し下で鍛えてほしい。今日の結果を見るに打撃での活躍は申し分ないが、サードの守備はまだまだ荒削りで自前の地肩でどうにかしているような印象。まだ19歳と若いので、打撃偏重型にするにはどう考えてももったいない。
鵜久森淳志
中田の活躍が目立ちましたが、鵜久森も2本の三塁打を含み3安打2打点と活躍。枠の関係で鎌ヶ谷に戻ってきましたが、稀哲の負傷で右打ちの外野手(登録選手)はゼロ。再度のチャンスは大いにある。
渡部龍一
ケガの影響かパワフルなバッティングが影をひそめていましたが、どうやら打撃復調模様。そろそろ故郷に凱旋でしょうか。
呉偲佑
一軍で好投したとの話でしたが、この日は5回5失点とイマイチ。ストレートに威力はあるのですが、ピッチングが単調で右打者を並べたファイターズ打線から滅多打ち。打たれたヒット8本中6本が長打というのも気になるところで、明らかに狙い球を絞られていました。
下敷領悠太
ルーキーサブマリン。最初は俊介より球が速いうえ、コントロールもまずまずでなかなかの好投手のように感じたのですが、佐藤吉宏にデッドボールを与えてから一変。簡単に盗塁を許した*2こともあって、昇格はまだまだのように感じました。
新里賢
一軍捕手陣の相次ぐ故障で昇格していましたが、里崎の故障が回復し浦和に降格。代役金澤岳が打撃好調で順調に打点を稼いでいる横で一軍では出番に恵まれませんでしたが、イースタンでは相変わらず打撃好調。この日もチーム唯一のマルチヒット。捕手登録ながらセカンド守備も安定していて、一軍昇格を故障の癒えた田中雅彦と正面切って張り合える状態にあるかと。

*1:教育リーグ除く

*2:タイミングはギリギリでしたが